災害と自粛

私たちはコロナ禍に直面し、これまでに数多く「自粛」を要請される経験をしてきました。「自粛」は感染症に限らず、災害後によく見られる(要請される)ものである一方で、その負の影響も大きいものと考えられます。長期的な自粛による負の影響について、私がこれまで主に東日本大震災において「自粛」を経験してきた方に伺ってきたお話をもとにまとめました。
大塚光太郎 2022.02.07
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新型コロナウイルス感染症という世界的な疫病災害(パンデミック)が起こり、私たちの日常生活は一変しました。

日常的に行われていた多くの仕事・イベント・行動が「不要不急」という言葉で括られるようになり、「自粛」が求められ制限されるようになりました。

国によってはロックダウンという形で強い行動制限措置を行うこともあり、その是非や倫理が問われることにもなったように思います。

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