災害と写真

災害に関するテーマ記事。
ここでは『災害と写真』をテーマにし、自身の経験を踏まえて、考えたことをまとめました。
災害に関する「写真」を「撮る」こと、使用することの怖さ。そこにある「写真」の力とその暴力性について、感じていたことをまとめました。
大塚光太郎 2024.07.10
読者限定

これまで『theLetter』の記事の多くに災害に関する「写真」を使用してきました。

活動記録の記事にはなるべくその活動時に撮影した「写真」を使用し、テーマ記事にはそのテーマになるべく近いイメージの「写真」を、おかえりモネの記事(止まってしまっていますが…)はその回の舞台等の「写真」を使用してきたように思います。こうして書くと、さも当たり前のように災害に関する「写真」を使用しているように見えますが、私は「写真」を使用することに対していつも怖さを覚えています。

そのことを含めて、ここで『災害と写真』というテーマについて考えてみたいと思います。これまでの活動記録(メモ)の中でも「写真」に触れる機会がいくつかあったため、それを元に書いていこうと思います。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、10949文字あります。
  • 写真を撮ることができなかった(選ばなかった)私
  • 写真を撮った私
  • 写真の持つ力
  • 写真の持つ暴力性
  • 写真を撮られるということ
  • 再び「写真」の持つ力について

すでに登録された方はこちら

誰でも
災害伝書鳩:「ガレキ」という言葉
誰でも
災害ボランティアの心構え(パートⅡ)
サポートメンバー限定
「被災地」での災害ボランティア活動記録⑬ー三回目の宮城県石巻市訪問五日...
サポートメンバー限定
「被災地」での災害ボランティア活動記録⑫ー三回目の宮城県石巻市訪問四日...
誰でも
「被災地」での災害ボランティア活動記録⑪ー三回目の宮城県石巻市訪問三日...
サポートメンバー限定
「被災地」での災害ボランティア活動記録⑩ー三回目の宮城県石巻市訪問二日...
サポートメンバー限定
「被災地」での災害ボランティア活動記録⑨ー三回目の宮城県石巻市訪問一日...
誰でも
災害と治安